ポケモン人気の過程 その2
あくまで私個人の感じ方ですが、当時ゲームボーイはさほど人気がなかったように思われました。
私を含め、周りでも持っている人は少なく、ゲーム機は発売されたばかりのPSが席巻していました。
携帯ゲーム機は据え置き機のオマケ。そんなイメージがありました。
私がポケモンに関心を持ったのは発売から半年以上後の10月頃でした。
『コロコロコミック』の表紙に雑誌限定の「青版」が発売されると出ていました。
小学館 『月刊コロコロコミック11月号』1996年 P20-21
当時、コンビニエンスストアでアルバイトをしていた私は毎月のように『コロコロコミック』を目にしてきました。
中身は読みませんでしたが、徐々に表紙での扱いが大きくなるポケモンを見て、ああ、今はこれが子供たちの間でのブームなんだなと感じました。
きっかけはアニメ化でした。
ちょっと気になっていたポケモンがアニメなると聞きました。
『コロコロコミック』を読むのは恥ずかしいけど
TVで放送するならと試しに見てみることにしました。
その時、初めてポケモンの具体的な内容を知りました。
モンスターを収集し、交換し、育成し、戦わせる。
すばらしいと思いました。
ぜひポケモンで遊んでみたい!
そう思い、私はゲーム屋へ走りました。
ポケモンの影響なのかはっきりしませんが
ゲームボーイは品薄状態でした。
何回もゲーム屋に足を運び、しばらく経ってから
ポケモンと一緒に購入することが出来ました。